中国語わからん奴が上海旅行と称して現地のコラボカフェ行った記録(IPSTAR上海×アークナイツコラボ)

2025-10-07

ドメインの確保とサーバーのセットアップだけして放置していたサイトをようやく動かしました、どうも犀弩(さいど)です。普段はTwitter(現X)やらMisskey.ioあたりに生息しています。

突然ですが皆さんはアークナイツをご存知ですね。アプリ内で全く流れない楽曲が割と高頻度でリリースされるついでにタワーをディフェンスするゲームです。私はEPの中だとZone 10⁻⁸が未だにトップクラスで好きです。

そんなアークナイツですが、他の中華ソシャゲ(というかグローバル展開してるゲーム全般)同様グッズやリアルコラボ系の展開が地域によって異なります。日本だと年一でやっているリアルイベントやTOWER RECORDSとのコラボカフェ辺りが日本独自のものになっています。

海外グッズ購入となると輸入代行辺りを使うのが割と王道な手段ではあるのですが、7月ぐらいにIPSTAR(中国におけるアニメイトみたいなところ)からラテラーノキャラメインのコラボカフェ告知があり、モスティマが推しな私としては流石に行かざるを得ない気がしたのと折角JGC修行したのに国際線全然乗ってなかったので2泊3日の旅程を組み、上海にあるIPSTARの店舗へ行ってきました。

かわいいね

でまあ無事にコラボカフェのフード・グッズともに満喫することができたのですが、自分の備忘録も兼ねてどういう感じで行ったのか記録を残そうと思います。大体以下のような状態で旅行を決行してしまいましたが割となんとかなりました。

  • 海外旅行5年以上行ってなかった
  • 中国語はDuolingoで少し触っているものの何もわからん
  • そもそも現地のコラボに参加するための情報が(少なくとも日本語では)全然見当たらない

1. 事前準備

まず現地までの足(航空券)と拠点(宿)を確保します。私はJALの特典航空券+日系ホテル(オークラ)の素泊まりを確保して2泊3日で5.5万円+2万マイル程度でした。ビザは不要だったのでパスポートだけ家の中から掘り出します。

その他決済手段等を準備するのですが、今回の目的であるIPSTARのコラボカフェ・物販へ突入する上で以下のものが必要でした。

  • 決済手段周り
    • 適当なクレカ
      • 下二つに紐づける用
      • 両替レート・手数料が一番安かったのでRevolutを利用。Financial Times普通に購読するより安いのでMetalプラン契約していたんですが、レートが滅茶苦茶いい+1%キャッシュバックがあるので還元率加味しても下手なクレカより得でした
    • Alipay
      • 物販・その他現地の買い物・移動のほとんどで利用します
      • 地下鉄・バスもAlipay内の「上海公共交通乘车码」から乗車・降車用QRが出てきます。便利
    • WeChat pay
      • コラボカフェのフード・一部外食店舗のモバイルオーダーはWeChat内のQRコードリーダーから読み取り・WeChat Payでの決済が必要でした
  • コラボカフェ順番待ち
    • 美味不用等
      • WeChat内のミニプログラムとして呼び出せますが、順番待ち登録のためのアカウント認証に現地の電話番号が必須?みたいです(日本の番号だと認証用のSMSが届かず)
      • アプリ内の検索欄から「IPSTAR 〇〇(目当てのコラボコンテンツの中国名。アークナイツなら明日方舟)」で調べれば店名が出てくるので、そこから当日の順番待ち券を取得します
  • 通信周り
    • 中国の電話番号付きのSIM(SMS受信機能付き)
      • 上記の順番待ちアプリのために必須。安かったのでCUniq JP(チャイナユニコム)の中国番号シーズンSIMを利用しました
    • VPN
      • ホテル等の公衆Wifiのほぼ全ては中国のGFWによってTwitter(現X)やGoogleの各種サービスが使えないため必須
      • 上記のSIMは各種SNS・Googleを利用できるものの、後述のChatGPT・Geminiをはじめロケーション制約から使えないサービスが多々あるのでどちらにせよあった方がいいです
      • かべネコVPNNordVPNを持っていきましたが、NordVPNは公衆Wifiでは使えませんでした。ただRevolutのMetalプランの特典でついでについてくるので、モバイル回線のみで乗り切るのであればアリ?かもしれません
  • その他足回り
    • 翻訳アプリ
      • 中国語なんもわからん勢には必須
      • ChatGPT / Gemini / Google翻訳アプリ(オフライン翻訳用に日本語+中国語データをダウンロード)の三つを使いましたが、ChatGPTとGeminiは写真適当に撮って質問するだけでいい感じに回答してくれるのでめちゃくちゃ楽でした
    • 情報収集(SNS)
      • コラボカフェの情報収集にWeibo上のIPSTARのアカウントを見ていました
      • 特典の説明等が全部画像になっているのでこれも小分けにしてGeminiに翻訳を丸投げして解決
    • 地図アプリ
      • Google Mapsのルート案内がが全く使い物にならないので、代わりに百度地图を使います。日本語対応してないですがわからなかったら英語で地名打てば大体出てきます

適当にリストアップしていたら結構多くなっちゃいましたが、割と全部使ったのでセットアップしておいて損はないです。特に決済周りに関しては現金がマジで出番がない(むしろ使えない)レベルでAlipay / Wechat Payが普及していたので、用意しておかないとかなり厳しいと思います。

なお検索すると大体解説記事が見つかるのでそれぞれの細かいセットアップ・利用方法はここでは細かく紹介しませんが、最悪スクショ撮ってGeminiに聞けば解決します(しました)。すんげえ時代になったものです。

2. 決行

上の準備を大体やったところで旅行当日を迎えました。直前まで体調不良気味だったのと、コラボカフェ関連の情報収集だけして観光地なんも調べてなかったこと以外は完璧です。

確保していたのは上海(虹橋空港)着の午前便でしたが、ちょっと早めについてサクララウンジで飯と酒を詰め込んでいました。JGC万歳。

カレーがおいしい
酒もいろいろとある(写真外にもワイン数本+ビールサーバーあり)

ラウンジでいろいろ飲み食いしてそのまま搭乗しましたが、2時間ちょっとのこの便でも機内食があったらしく全部食ったらかなり満腹になりました。ペース配分が下手。

これに乗りました

機内で入国カードを貰っておき、JALのサイト上にあるカードの書き方を参考に入国目的・宿泊先その他を埋めておいて到着後すぐ入国審査へ向かいます。

海外からの来訪者は全員指紋と顔の情報を機械で採取されるのですが、おそらく読み取ったパスポートに応じてガイダンス音声の言語を変えているらしくめちゃくちゃスムーズに進みました。すごい。特に口頭での質問はなく入国できました。

空港直結の駅から地下鉄に乗りホテルまで移動しました。地下鉄はかなり安い(初乗りが約80円ぐらい)ものの、入場時に毎回手荷物検査(X線検査)+簡単なボディチェックがあるので、旅行中は極力軽装の方が楽かもしれません。

列車の撮影が下手

地下鉄周りでもう一つ言うと、地下鉄含め置いてある自販機の大半は外国人観光客にはかなり使いづらい仕様になっています。というのも割と普及しているらしいセルフ式(自分で棚から取り出して決済するタイプ?)の自販機は芝麻信用等の信用スコアが一定以上ある必要があるらしく、スコアの取得自体のハードルがそこそこ高いようで外国人観光客にとっては目の前に商品があるのに購入ができない事態が多発します。私は諦めて使える自販機だけ使いました。

使えない方の自販機
このタイプはセーフ

日本語対応OKとのことでオークラに泊まりましたが、当たり前というかなんというか部屋がバカほど豪華だったので普通にオーバースペックでした。素泊まりとはいえ2泊3万円ちょっとで済んだので、普通に旅行する分にはお得だと思います。

内装 滅茶苦茶豪華

フードは2日目に食べると決めていましたが、チェックインしてホテルで上海蟹を食べてもかなり時間が残っていたので、下見も兼ねてコラボカフェのある上海新世界城まで行ってみることにしました。ホテル最寄りの陝西南路駅から二駅の人民広場駅からほぼ直結で行けます。

新世界城は百貨店のような感じで1Fは割とちゃんとしたブランドが並んでいるのですが、4Fにアニメ・ゲーム系のグッズショップ・コラボカフェが集中しています。他フロアでも色々とサブカル系の企画展をやっていたようなので、百貨店といいつつ日本における丸井のようなポジションなのかもしれません。

11Fでデジモンの展示をやっていたらしい
なんならウルトラマンの展示もやっていたらしい

フロアが入り組んでいたのもあって少し迷いましたが、無事に店まで辿り着きました。物販の売り切れ情報等は全く流れてなかったので少し不安でしたが、在庫が潤沢だったのか開催後半の9月上旬時点でも目当てのものは全て買えました。物販の支払いはAlipayのタッチ決済が一番楽です。

なお物販は日本と比べてそこそこ良心的な価格で、一番高かった(気がする)大きめのアクスタでも約1250円程度でした。まあ調子に乗って1万円以上散財しましたが。

中央奥が物販、左がフードのブース

翻訳アプリを使って現地コンビニ飯やらを開拓しつつ1日目を過ごし、フード狙いの2日目に突入します。IPSTAR公式Weibo曰く8月中は抽選での入場だったらしいですが、9月からは整理券制(先着順)になっていました。

営業時間になってからでないと整理券がでてこないので、時間になったら美味不用等アプリを連打して整理券を確保します。番号の呼び出しは中国語なので気合で聞き取りましょう(Google翻訳とかで事前にリスニングできます)。

こんな感じの画面です

番号が呼び出されたらスマホを見せてテーブルに着きます。卓上のモバイルオーダー用QRを読んで注文するのですが、上の事前準備でしれっと書いてあるとおりWeChatアプリ内のQRコードリーダーで読み込まないと接続に失敗します。ここに限らず中国国内のQRコードリーダーはWeChat経由で読んだほうが色々トラブルが少ないかもしれません。私はたまたま隣の人に教えて貰えなかったら詰んでいました。なお物販と違いフードの決済はWeChat Payで行います。

日本のコラボカフェでもお馴染み(?)のランダム特典は残念ながら上海にも存在していたのですが、店内でトレード呼びかける人が滅茶苦茶居たので中国語話せる人は絡みに行ってもいいかもしれません。私はたまたまさっき注文方法教えてくれた隣の人に仲介してもらいモスティマを手に入れました。本当にありがとう。

店内トレードガチ勢やコスプレ来店勢(レミュアン・ヴィルドゥオーサ・エグゼキュターが居た)を眺めつつデザート・ドリンク・フードを頂きました。全部店内調理でちゃんと美味しい割にはトータルで約2800円程度だったのでかなりお得だったと思います。

かわいいね
何故か一番最初に出されたデザート(チーズケーキ)
ドリンク ストローがかわいいね
ラテラーノ帽子付きチーズリゾット

ついでに4階の別ショップをハシゴしてグッズを買い回った後、上海名物フリーダムガンダム立像や外灘を見て回って観光もしたことにして2日目の残りを過ごしました。

ここだけ切り取るととても日本

帰国日の3日目は夕方発の便を抑えていたものの、特に他に行きたい所もなかったので中国版スタバことLuckin Coffeeでモーニングをテイクアウトしてみたり新世界城周辺を散歩した後、空港のラウンジでまた酒と飯を詰め込んでいました。

SAA39番ラウンジ名物?らしいラーメンと小籠包
帰国便。特に大きなトラブルもなく帰宅しました

3. おわりに

参考になるかは微妙ですがレポは以上です。私は土産等で無駄に散財してしまいましたが、滞在中の食費+交通費は(コラボカフェとホテルで調子乗って食った飯を除いて)トータルで6000円ちょっとぐらいで済みましたし、費用感としては割と国内旅行と大差ない感じで行けると思います。時差もそこまで大きくないためかなり行きやすい地域ですし、中国のこういったコラボカフェに興味あるけどよくわからない……と思っている方はとりあえず行き当たりばったりで行ってみるのも楽しいと思います。